4月2日(水)のドル円(USD/JPY)FX相場を徹底分析!最新ファンダメンタルズ(トランプ関税、経済指標)とテクニカル(マルチタイム)から、デイトレ・スイングトレーダー向けトレンドフォロー戦略、具体的な売買シナリオ(エントリー/損切り/利確)、リスク管理まで解説していきます。参考になさってください
Contents
FXトレーダー必見!今日のドル円相場、どう動く?【2025年4月2日版】
この記事を読むことで、あなたは以下のメリットを得られます。
- 今日のドル円相場の全体像:最新のファンダメンタルズ情報(経済指標、要人発言、地政学リスク)とテクニカル分析(複数時間足)を網羅的に把握できます。
- 具体的なトレード戦略:デイトレードから2週間程度のスイングトレードを想定した、トレンドフォローに基づく具体的な売買シナリオ(エントリーポイント、損切りライン、利確目標)を知ることができます。
- リスク管理のポイント:今日の相場で特に注意すべきリスク要因と、それに対する具体的な対策を理解できます。
今日のドル円相場は、日本時間本日中に発表されるトランプ米大統領による「相互関税」の詳細公表を最大の焦点として、神経質な展開が予想されます。テクニカル的には149円台での方向感に欠ける動きが続いており、関税発表をきっかけにレンジをブレイクするのか、それとも様子見ムードが継続するのかが注目されます。
本記事では、これらの情報を総合的に分析し、あなたのトレード判断を強力にサポートする情報を提供します。
今日の結論・注目ポイント:ドル円相場(2025年4月2日)
まずは、今日のドル円相場の要点をまとめます。
- 最重要イベント:トランプ米大統領による相互関税の詳細公表(本日時間未定)。内容次第で相場が大きく変動する可能性。
- 主要経済指標:米国ADP雇用統計(21:15 JST)。週末の雇用統計の前哨戦として注目。
- 現在の相場状況:149円台半ばでの方向感に欠けるレンジ相場が継続中。
- テクニカル注目点:
- 上値抵抗(レジスタンス):149.6円、150.0円、150.75円、151.03円
- 下値支持(サポート):149.0円、148.6円、148.2円、147.8円
- 基本戦略:様子見が無難。方向性を見極め、トレンドフォロー戦略で臨む。短期トレードはレンジ内での逆張りも選択肢だが、リスク管理を徹底。
ファンダメンタルズ分析:関税発表と経済指標が鍵
最新ニュース(過去24時間)の動向と市場への影響
昨日のドル円相場は、本日発表される米国の関税措置への警戒感から、終始神経質な値動きとなりました。
- 日銀短観(4月1日 8:50 JST):大企業製造業DIは+12と市場予想通りで、前回調査(+14)から悪化しました。内容は想定内であり、相場への影響は限定的でした。(出典:時事通信 https://equity.jiji.com/market_conditions/2025040100951)
- 東京市場(4月1日):関税発表を控え、149円台後半で方向感なく推移。午後は米景気減速懸念がやや和らぎ、小幅にドル高・円安となりましたが、積極的な動きは見られませんでした。(出典:ロイター https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/45FXRJG2N5IIDGVQB76YNMQYB4-2025-04-01/、 時事通信 https://equity.jiji.com/market_conditions/2025040100951)
- NY市場序盤(4月1日 22:27 JST頃):戻り売りが優勢となり、一時149円台前半まで下落。「関税措置がどのような内容でもドル円は下落する」との見方も聞かれました。(出典:みんかぶ https://fx.minkabu.jp/news/329180)
- 米経済指標悪化(4月1日 23:00 JST):3月ISM製造業景況指数(49.0、予想49.5)と2月JOLTS求人件数(756.8万件、予想761.6万件)が共に市場予想を下回りました。これを受け、米景気減速懸念からドル売りが強まり、ドル円は149.20円付近まで下押しました。(出典:トレーダーズ・ウェブ https://zai.diamond.jp/list/fxnews/detail?id=465153)
- NY市場終盤〜早朝(4月2日):指標発表後のドル売りは一巡し、関税発表を前に149円台半ば(3時現在 149.46-47銭、5時現在 149.62-63銭)まで値を戻す動きとなりました。(出典:岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2025/4/2/1515871)
考察:昨日は弱い米経済指標がドル売りを誘いましたが、下値も限定的でした。市場の関心は完全に本日の関税発表に向いており、結果が出るまで積極的なポジションは取りにくい状況です。「どのような結果でもドル円は下落」との観測もありますが、不確実性が非常に高く、予断を許しません。
今後の注目イベント(本日・明日)
本日と明日は、為替相場に大きな影響を与えうる重要イベント・指標が目白押しです。
2025年4月2日(水)
- 終日(時間未定):トランプ米大統領による相互関税の詳細公表および発動(影響度:極めて高)
市場の最大の注目材料。内容(対象品目、関税率、発動時期など)や他国の反応次第で、ドル円を含む金融市場全体が大きく変動するリスクがあります。ゴールドマンサックスは「市場予想を上回る内容になるリスク」を指摘しています。(出典:ダイヤモンド・ザイ https://zai.diamond.jp/articles/-/465079、 みずほ銀行 https://www.mizuhobank.co.jp/forex/pdf/market_analysis/econ250328.pdf、 Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/f9487ac6b11bd36466ff3c563d65d12ab9ffd8a8) - 8:50 JST:日本 マネタリーベース(3月)(影響度:低)
- 21:15 JST:米国 ADP雇用統計(3月)(影響度:高)
金曜日の米雇用統計の先行指標として注目されます。予想との乖離が大きい場合、FRBの金融政策観測に影響を与え、ドル相場が動く可能性があります。(出典:JTG証券 https://www.jtg-sec.co.jp/nyumon/calendar.cgi)
2025年4月3日(木)
- 10:45 JST:中国 Caixinサービス部門PMI(3月)(影響度:中)
- 時間未定:ECB理事会議事要旨(3月6日開催分)公表(影響度:中)
- 21:30 JST:米国 貿易収支(2月)(影響度:中)
- 21:30 JST:米国 新規失業保険申請件数(影響度:中)
- 23:00 JST:米国 ISM非製造業景況指数(3月)(影響度:高)
米国経済の大部分を占めるサービス業の景況感を示す重要指標。結果が市場予想から大きく乖離すれば、米景気見通しやドル相場に影響します。(出典:JTG証券 https://www.jtg-sec.co.jp/nyumon/calendar.cgi) - 時間未定:トランプ米大統領による輸入自動車への25%追加関税の発動(影響度:極めて高)
こちらも本日発表される関税の詳細に含まれる可能性がありますが、別途発動の可能性も報じられています。特に日本の自動車産業への影響が懸念され、円相場にも大きな変動をもたらす可能性があります。(出典:ダイヤモンド・ザイ https://zai.diamond.jp/articles/-/465079、 みずほ銀行 https://www.mizuhobank.co.jp/forex/pdf/market_analysis/econ250328.pdf)
考察:本日は何よりも関税発表に全神経を集中させる必要があります。発表時間も不明確なため、常にニュース速報に注意し、ポジション管理を徹底することが求められます。ADP雇用統計も短期的な変動要因となり得ます。明日はISM非製造業指数が重要です。
テクニカル分析:149円台でのレンジ相場、ブレイク待ち
続いて、チャートを使ったテクニカル分析で、現在のドル円相場の状況と今後のポイントを探ります。マルチタイムフレームで見ていきましょう。
週足:方向感なく、重要MAのクロスに注目

- 現状:大きな方向感はなく、レンジ相場が続いています。先週は十字線に近い形で引けており、迷いの強い状態です。
- 注目ポイント:
- 20週移動平均線(20MA)と80週移動平均線(80MA)のデッドクロスの可能性。クロスが確定すれば、中期的な下落トレンドへの転換を示唆し、直近安値圏(141円前後)を目指す展開も視野に入ります。
- 逆に、ローソク足実体が20MAを明確に上抜ける場合、上昇トレンドへの回帰期待が高まり、直近高値圏(159円~160円近辺)を意識した展開となる可能性があります。
- 結論:週足レベルでは明確なシグナルがなく、様子見が妥当です。
日足:20MAと200MAに挟まれ、動きにくい展開

- 現状:日足でも方向感に乏しい状況です。昨日は下ヒゲを付けて20日移動平均線(20MA、現在148.6円近辺)でサポートされましたが、上値は200日移動平均線(200MA)に抑えられています。
- 注目ポイント:
- 148.6円近辺(20MA):昨日意識されたサポートライン。ここを明確に下抜けると、下落基調が強まる可能性があります。
- 200MA:現在の上値抵抗として機能。ここを明確に上抜けない限り、本格的な上昇トレンドへの移行は難しいでしょう。
- 結論:重要な移動平均線に挟まれた状態で、非常に動きにくい状況です。どちらかのMAを明確に抜けるまでは、大きなトレンドは期待しにくいです。
4時間足:短期MAはデッドクロス間近だが、レンジ相場継続

- 現状:短期的な下落の後、148.6円近辺で下げ止まり、現在は149円台を中心としたレンジ相場を形成しています。80期間移動平均線(80MA)と200期間移動平均線(200MA)がデッドクロスしそうな形状ですが、20期間移動平均線(20MA)はまだその上に位置しており、完全な下降トレンド転換とは言えません。
- 注目ポイント:
- 移動平均線のクロス:80MAと200MAのデッドクロスが確定し、さらに20MAもこれらを下抜ける(パーフェクトオーダー完成)かどうかが、短期的な方向性を見極める上で重要です。
- レンジ上限・下限:現在のレンジはおおよそ149.6円〜148.6円近辺と見られます。このレンジをどちらにブレイクするかが焦点です。
- 結論:短期足でも方向感が定まらず、エントリーには慎重さが必要です。MAのクロスやレンジブレイクを待つのが賢明でしょう。
テクニカル指標の示唆
- 主要サポート・レジスタンス:(再掲)
- レジスタンス:149.6円、150.0円(心理的節目)、150.75円、151.03円
- サポート:149.0円(心理的節目)、148.6円(20日MA)、148.2円、147.8円
- オプション・投機筋ポジション:
- オプション市場では円高リスクへのヘッジ(円コール買い)がやや優勢.
- シカゴIMM通貨先物では投機筋の円買い越し(ネットロング)が継続しており、中長期的には円高を見込む向きが多い.
総合的なテクニカル判断:
週足・日足レベルでは明確な方向感が出ておらず、様子見ムードが強い状況です。4時間足以下の短期足でもレンジ相場となっており、重要なサポート・レジスタンスラインや移動平均線のブレイクを待つ展開となっています。特に149.6円(上値)と148.6円(下値)の攻防が短期的な焦点となりそうです。
今日の売買シナリオ:関税発表後の動き出しを狙う
ファンダメンタルズ、テクニカル分析を踏まえ、今日の具体的な売買シナリオを検討します。基本的には関税発表の内容と、その後の市場の反応(特に149.6円と148.6円のブレイク)を見てからのトレンドフォロー戦略が中心となりますが、短期足でのエントリーポイントを探ります。
注意:上位足(週足・日足)で明確な方向感がないため、短期トレードはダマシに注意し、リスク管理を最優先してください。
シナリオ1:ロング(買い)戦略

- 条件:
- 15分足で短期移動平均線(例:20MA)が中期・長期移動平均線(例:80MA, 200MA)を上抜けるゴールデンクロスが発生する。
- 直近のレジスタンスである149.6円を明確に上抜ける。
- 上抜け後、149.6円近辺まで押し目をつけ、そこでサポートされる動き(例:ダブルボトム、下ヒゲ陽線など)を確認する。
- エントリー:149.6円でのサポート確認後、再度上昇を開始したタイミングで買いエントリー。ブレイクアウトで追う場合は、149.6円上抜け直後。
- 損切りライン:押し目買いの場合は、サポートを確認した安値の少し下(例:149.44円)。ブレイクアウトの場合は、149.6円を割り込んだ水準。
- 利確目標:
- 第一目標:150.0円(心理的節目)
- 第二目標:150.25-150.30円近辺
- 最終目標:150.75円(主要レジスタンス)
- リスクリワード:損切り幅に対して、利確目標(第一目標)までが1.5以上になるように設定。
- 代替プラン:149.6円を上抜けても勢いがなく、すぐに押し戻される場合はエントリーを見送る。関税発表の内容がネガティブで、上昇が限定的と判断される場合も同様。
シナリオ2:ショート(売り)戦略

- 条件:
- 15分足でゴールデンクロスが発生せず、移動平均線が収束した状態から下方向へ動き出す。
- 意識されている149.6円のレジスタンスを突破できずに反落する、または、現在のもみ合いレンジの下限(149.0円-148.8円近辺)を下抜ける。
- (より確実性を求めるなら)現在意識されているサポート148.6円を明確に下抜ける。
- エントリー:149.6円での反落確認後、または149.0円-148.8円レンジ下抜け、もしくは148.6円割れを確認してから売りエントリー。
- 損切りライン:
- 149.6円反落狙いの場合:149.6円の少し上(例:149.65円)。
- レンジ/サポート下抜けの場合:ブレイクしたラインの少し上。
- 利確目標:
- 第一目標:149.0円(心理的節目)
- 第二目標:148.6円(20日MA、重要サポート)
- 最終目標:148.2円、147.8円(ボリンジャーバンド下限など)
- リスクリワード:損切り幅に対して、利確目標(第一目標)までが1.5以上になるように設定。
- 代替プラン:148.6円で強く反発し、下抜けに失敗した場合はエントリーを見送るか、早期に手仕舞う。関税発表の内容がポジティブサプライズとなり、下落が一時的と判断される場合も様子見。
実践上のポイント:
- 本日は関税発表という超重要イベントを控えています。発表前は無理にポジションを取らず、発表後の値動き(ボラティリティ拡大、スプレッド拡大に注意)を見極めてから慎重にエントリーしましょう。
- 上位足で方向感がないため、ダマシ(フェイクブレイクアウト)が発生しやすい地合いです。エントリー後はプライスアクションを注意深く観察し、想定と異なる動きになった場合は早めの損切り・撤退を心がけてください。
リスク管理・注意点:関税発表とボラティリティに備える
今日のドル円FXトレードでは、以下のリスク要因に特に注意し、対策を講じることが重要です。
- トランプ関税発表に伴う不確実性と急変動リスク:
- リスク:発表内容がポジティブ・ネガティブどちらに振れても、市場の反応が過剰になり、相場が瞬間的に大きく動く(上下に振れる)可能性があります。予想外の内容であれば、パニック的な動きも起こり得ます。
- 対策:
- 発表時間帯(不明確なのが難点)の前後はトレードを控えるのが最も安全です。
- ポジションを保有している場合は、発表前に一部または全部を決済するか、損切りラインを厳格に設定し、万が一に備える。
- ロットサイズを通常より小さくし、損失許容額を抑える。
- 経済指標発表時のボラティリティ・スリッページリスク:
- リスク:ADP雇用統計などの重要指標発表前後も、一時的に値動きが荒くなり、スプレッド拡大やスリッページ(注文価格と約定価格の乖離)が発生しやすくなります。
- 対策:
- 指標発表の数分前から発表後しばらく(5~15分程度)はトレードを避ける。
- 指値・逆指値注文が滑る可能性を考慮し、余裕を持った設定や、成行注文の利用判断を慎重に行う。
- 地政学リスク・突発的ニュースのリスク:
- リスク:ウクライナ情勢、米中関係に関する突発的なニュースや要人発言なども、リスクセンチメントを変化させ、為替相場に影響を与える可能性があります。(参考:資料「ドル円相場に影響する地政学リスクと突発ニュース分析レポート」)
- 対策:主要ニュースヘッドラインを常にチェックし、市場の雰囲気が急変した場合はポジション調整や撤退を検討する。
- レンジ相場でのダマシリスク:
- リスク:現在のように方向感のないレンジ相場では、サポートやレジスタンスを一時的に抜けても、すぐに元のレンジに戻ってしまう「ダマシ」が多く発生します。
- 対策:ブレイクアウトを確認してからエントリーする場合でも、出来高やローソク足の形状をよく確認し、勢いが本物か見極める。損切りは浅めに設定し、ダマシだった場合の損失を限定する。
リスク管理の基本:
- 損切り設定の徹底:エントリーと同時に必ず損切り注文を入れる。
- 適切なロット管理:1回のトレードで許容できる損失額(例:総資金の1~2%)を事前に決め、それを超えないようにロットサイズを調整する。
- 無理なトレードはしない:自信のない場面や、リスクが高いと判断される場面では、無理にエントリーせず「待つ」ことも重要な戦略です。
まとめ・今後の注目点:関税後の方向性を見極める
本日のドル円相場分析とトレード戦略の要点をまとめます。
- 最重要ファクター:本日発表されるトランプ大統領の関税措置の内容と市場の反応。
- テクニカル状況:149円台でのレンジ相場。上値は149.6円~150.0円、下値は148.6円~149.0円が目先の焦点。
- 基本戦略:関税発表までは様子見。発表後は方向性を見極め、レンジブレイク後のトレンドフォローを狙う。短期トレードはリスク管理徹底。
- 注目経済指標:米国ADP雇用統計(本日21:15 JST)、ISM非製造業景況指数(明日23:00 JST)。
今後の注目点:
- 明日(4月3日):関税発表の影響を引き続き見極めつつ、中国PMI、ECB議事要旨、米国の貿易収支、新規失業保険申請件数、そしてISM非製造業景況指数に注目。
- 週後半~週末:金曜日に発表される米国雇用統計が次の大きな焦点となります。ADPやISMの結果を受けて、市場の期待値がどう変化するかも見ていく必要があります。
- 中長期的視点:トランプ政権の政策(関税、通貨政策、財政政策など)、FRBの利下げペース、日銀の金融政策正常化の動向が、今後のドル円相場の大きな流れを左右します。専門家の間では年末に向けて円高方向(140円台)との見方もありますが、政策次第ではドル高再燃(160円台)の可能性も指摘されています。
本日の関税発表は、今後のドル円相場の方向性を占う上で非常に重要なイベントとなります。冷静に情報を分析し、リスク管理を徹底しながら、慎重にトレード判断を行っていきましょう。
免責文
本記事は、情報提供のみを目的としており、特定の金融商品への投資勧誘や売買の推奨を意図するものではありません。FX取引やその他の投資には、元本を失うリスクが伴います。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損失についても、筆者および情報提供元は一切の責任を負いかねます。
参考・出典リンク一覧
- みんかぶ(FX/為替) (NY為替序盤ニュース): https://fx.minkabu.jp/news/329180
- JTG証券 (経済指標カレンダー): https://www.jtg-sec.co.jp/nyumon/calendar.cgi
- 北辰物産 (経済指標カレンダー): https://www.hoxsin.co.jp/market/economic/
- Yahoo!ニュース (ゴールドマンサックス 関税リスク指摘): https://news.yahoo.co.jp/articles/f9487ac6b11bd36466ff3c563d65d12ab9ffd8a8
- 第一生命経済研究所 (トランプ政策とドル円見通し): https://www.dlri.co.jp/report/ld/427482.html
- OANDA Japan (RSI解説): https://www.oanda.jp/lab-education/technical_analysis/rsi/meaning_formula/
- ダイヤモンド・ザイ (経済指標・イベント): https://zai.diamond.jp/articles/-/465079
- みずほリサーチ&テクノロジーズ (2025年ドル円見通し): https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/2025/research_0038.html
- 時事通信 (日銀短観): https://equity.jiji.com/market_conditions/2025040100951
- ロイター (東京外為午前): https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/45FXRJG2N5IIDGVQB76YNMQYB4-2025-04-01/
- みんかぶ(FX/為替) (リスクリバーサル): https://fx.minkabu.jp/news/328813
- トレーダーズ・ウェブ (米経済指標): https://zai.diamond.jp/list/fxnews/detail?id=465153
- 三井住友DSアセットマネジメント (2025年ドル円見通し): https://www.smd-am.co.jp/market/ichikawa/2024/12/irepo241226/
- 株探 (日経平均オプション建玉): https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202504011137
- 岩手日報 (為替相場): https://www.iwate-np.co.jp/article/kyodo/2025/4/2/1515871
- 外為どっとコム (IMMポジション): https://www.gaitame.com/media/entry/2025/03/31/152838
- みずほ銀行 (マーケット・トピック 関税): https://www.mizuhobank.co.jp/forex/pdf/market_analysis/econ250328.pdf
- 時事エクイティ (経済指標カレンダー): https://equity.jiji.com/economic_calendar
- (その他、提供資料中のリンクを参照)
編集後記
ビギナーズラックを乗り越え、3年間資金を溶かさずに生き残ることができれば、あなたはスタートラインに立っています。
FXにハマってしまう人や資金を溶かしてしまう人の共通点のひとつは、ビギナーズラックを経験していることです。初期段階で一度おいしい思いをしてしまうと、「これなら自分も成功できる」と勘違いしてしまいがちです。
その後、しっかりと資金管理を行い、地道な努力を積み重ねることができれば問題はありませんが、多くの場合、一度の大勝ちの感覚にとらわれ、大物を狙うトレードに走ってしまいます。大きな利益を得るためには、それなりのリスクを負わなければならず、結果として大金を失う危険性が伴います。
最初の3年間の結果は、運だけの一面もあると自分を冷静に評価することが大切です。もし3年間小さな勝ちと負けを繰り返しながらも資金が残っているのであれば、あなたは成功者の一歩手前にいると言えます。それは、慎重にエントリーできている証拠です。
おそらく最初の3年間は、労力に対してほとんど見返りが感じられず、割に合わないと感じる方も多いでしょう。しかし、トレード自体に楽しみを見出し、市場環境の認識やシナリオ構築を楽しめる人でなければ、長く続けることは難しいはずです。そして、この冷静かつ粘り強い姿勢こそが、トレーダーとして成功するために不可欠なのです。
初心者のための用語集
- ローソク足:時間ごとの価格の変動を一本の棒(足)で表すチャート形式です。胴体(実体)と上下のヒゲで構成され、始値・高値・安値・終値を一目で把握できます。
- 週足・日足・4時間足・1時間足・15分足:チャートをどの時間軸で表示するかを示す用語です。例として「日足」は1日ごと、「4時間足」は4時間ごとの値動きを一本のローソク足で表します。
- 移動平均線(MA):一定期間の終値の平均値をつなげた線です。相場の平均的な価格の推移を見るためによく使われます。
- ゴールデンクロス:短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜ける現象です。上昇トレンド入りのサインとしてよく注目されます。
- デッドクロス:短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜ける現象です。下降トレンド入りのサインとして認識されます。
- サポート(支持線):過去の安値水準などから、相場が下落しても反発しやすい価格帯を指します。
- レジスタンス(抵抗線):過去の高値水準などから、相場が上昇しても頭を抑えられやすい価格帯を指します。
- トレンドフォロー:上昇(下降)トレンドが続いているときに、トレンド方向に沿って売買する手法です。
- デイトレ:1日のうちに売買を完結させ、翌日にポジションを持ち越さない短期取引のことです。
- スイング:数日から2週間程度など、ある程度の期間ポジションを保有して値幅を狙う取引スタイルを指します。
- ロング(買いポジション):ドルを買って円を売ること(ドル高・円安を狙うポジション)。
- ショート(売りポジション):ドルを売って円を買うこと(ドル安・円高を狙うポジション)。
- プルバック:上昇(下降)トレンド中に、いったん逆方向に調整する小さな押しや戻りの動きのことです。
- ブレイクアウト:レンジや抵抗帯を価格が抜け出す動きのこと。上方向に抜けるのを「上抜け」、下方向なら「下抜け」と呼びます。
- 騙し:ブレイクアウトのように見えたものの、その後すぐに元の価格帯に戻ってしまう現象です。
- リスクリワード:利益(リワード)と損失(リスク)の比率を示す指標で、1:2なら1のリスクに対して2のリターンが見込めることを意味します。
- 損切り(ロスカット):相場が予想と逆に動き、一定の損失が出た時点でポジションを決済し、損失を確定する行為です。
- 利確(利食い):含み益が出ているポジションを決済し、利益を確定する行為です。
- 指値・逆指値:あらかじめ「この値段になったら売買する」と価格を指定して注文を出す方法です。指値は有利な価格を狙うイメージ、逆指値は損失拡大の防止などに使われます。
- ロット:取引数量の単位です。FXでは1ロット=1万通貨など、証券会社によって異なる場合があります。
- スリッページ:急激な相場変動時に、注文した価格と実際の約定価格がずれる現象です。
- ISM(製造業景況指数):米国の購買担当者景気指数で、製造業全体の景況感を示します。50以上なら景気拡大、下回ると景気後退と見られます。
- JOLTS求人件数:米国の雇用需要の強さを測る指標。求人件数が多いほど景気が良いと判断されやすいです。
- 日銀短観:日本銀行が四半期ごとに実施する企業の景況感調査です。大企業・製造業などのDIが景気の先行指標とされます。
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