AI副業

Obsidian×Claude Codeで作る!24時間働くコンテンツ制作

Contents

Obsidian×Claude Codeで作る!”分身AI”が24時間働くコンテンツ制作

「記事を書く時間がない」「SNSも更新したいけど手が回らない」「外注するほどの予算もない」——そんな悩みを抱えている経営者や個人事業主の方は多いのではないでしょうか。ChatGPTやGeminiに文章を書かせるだけなら、もう誰でもできる時代です。でも、それだけでは質も量も安定しません。

本当に必要なのは、自分の考え方・文章のクセ・専門知識をAIに覚えさせて、”もう一人の自分”として24時間働いてもらう仕組みです。この記事では、ノートアプリ「Obsidian(オブシディアン)」と、AI作業ツール「Claude Code(クロード・コード)」を組み合わせて、コンテンツ制作を自動化する方法をわかりやすく解説します。

2026年のAIコンテンツ生成市場は約71億ドル(約1兆円)規模に達すると推計されています(The Business Research Company、2026年1月推計)。AIを使ったコンテンツ制作は、大企業だけの話ではありません。むしろ、人手の少ない中小企業や個人事業主こそ、この仕組みを取り入れるメリットが大きいのです。

ObsidianとClaude Codeって、そもそも何?

まずは、今回使う2つのツールについてかんたんに説明します。どちらも無料、もしくは低コストで始められますので、気軽に試せます。

Obsidian(オブシディアン)——パソコンの中に作る「自分専用のメモ帳」

Obsidianは、メモや文章を書いて整理するためのアプリです。いちばんの特徴は、書いたメモがすべて自分のパソコンに保存されるという点です。GoogleドキュメントやNotionのようにインターネット上に預けるのではなく、パソコンの中のフォルダにテキストファイル(.mdファイル)としてそのまま残ります。

「それだけ?」と思うかもしれませんが、これが後で説明するAIとの連携において非常に重要になります。パソコンのフォルダにあるからこそ、AIが直接読み書きできるのです。2,700以上の拡張機能(プラグイン)があり、タグで整理したり、メモ同士をリンクでつないだりと、知識の管理にとても便利です。

さらに、2025年5月のアップデート(v1.12.0)で「Obsidian CLI」という機能が追加されました。これにより、キーボードからコマンドを打つだけでメモの作成や検索ができるようになり、AIツールとの連携がぐっと簡単になりました。

Claude Code(クロード・コード)——フォルダの中身を丸ごと理解するAI

Claude Codeは、AI開発のAnthropic(アンソロピック)社が提供するツールです。ふだん使っているChatGPTのようなAIチャットとの一番大きな違いは、パソコン内のフォルダをまるごと読み込んで、中に入っているファイルの内容や構成を理解した上で作業してくれるという点です。

具体的にできることを挙げてみます。

  • フォルダの中にあるファイルを全部読んで、内容を把握する
  • 「CLAUDE.md(クロード・エムディー)」というルールファイルに書かれた指示に従って動く
  • 新しいファイルを作ったり、今あるファイルを書き換えたりする
  • インターネットから最新の情報を調べてくる

つまり、毎回イチから「こういう記事を書いて」と細かく指示する必要がありません。一度フォルダにルールや素材を入れておけば、AIがそれを覚えた状態で作業してくれます。いわば、「記憶を持ったAIアシスタント」のようなものです。

なぜこの2つの組み合わせがすごいのか

ObsidianとClaude Codeを一緒に使う最大のメリットは、「知識をためる場所」と「知識を使って働くAI」がダイレクトにつながることです。

ふつうのAIチャットでは、過去に書いた記事の内容を参考にさせたいとき、わざわざコピーして貼り付ける必要がありました。でも、ObsidianのフォルダをClaude Codeに指定すれば、AIが過去のメモ・記事・調査データを全部自動で読んでくれます。

比較項目 ふつうのAIチャット Obsidian × Claude Code
過去の記事を参考にする 毎回コピペで貼り付けが必要 フォルダの中を自動で読み取る
文章のトーンを揃える 毎回プロンプト(指示文)で指定 ルールファイルで一度書けばOK
記事同士のつじつま合わせ 自分で手動チェック AIが過去記事を読んで自動調整
やり方の再現 プロンプトを忘れたらやり直し 仕組みがフォルダに残り続ける
チームで使う プロンプト集を別で管理する手間 フォルダごと共有すれば同じ品質

わかりやすく言えば、ObsidianがAIの「長期記憶」の役割を果たすということです。会話が終わっても、パソコンを再起動しても、フォルダの中のメモは消えません。Claude Codeはいつでもそこから情報を読み直せるのです。

実践編:分身AIコンテンツ制作システムの作り方

ここからは、実際に「分身AI」を作る手順を4つのステップで説明します。難しい技術は必要ありません。フォルダを作って、ファイルを書くだけで始められます。

ステップ1:Obsidianに「素材の倉庫」を作る

まず、Obsidianでコンテンツ制作専用の保管庫(Vault=ボルト)を作ります。そこに、以下のようなフォルダを用意してください。フォルダはシンプルに、深い階層にしないのがコツです。

フォルダ名 役割 入れるもの
00_ネタ帳 アイデアのメモ置き場 思いついた記事テーマやキーワード
01_リサーチ 調べものの整理 競合記事の要点、統計データ、法改正情報
02_構成案 記事の骨組み 見出しの並び順、ターゲット、伝えたいポイント
03_下書き AIが書いた原稿の置き場 Claude Codeが生成した記事の下書き
04_完成記事 公開用のアーカイブ チェック済み・修正済みの完成記事
05_SNS素材 SNS用のコンテンツ X(旧Twitter)投稿、Instagram用テキストなど
Templates ひな形置き場 記事やSNS投稿のテンプレート

フォルダ名の先頭に番号を付けているのがポイントです。こうしておくと、Claude Codeに「00から順番に処理して」と伝えるだけで、作業の流れ全体を自動で進めてもらえます。

ステップ2:CLAUDE.mdで「自分の分身」を設定する

CLAUDE.mdは、Claude Codeへの「指示書」のようなファイルです。フォルダの一番上の階層に置いておくだけで、AIが毎回この内容を読んでからルール通りに動いてくれます。Anthropic社の公式ガイドでは、60〜300行くらいの長さが推奨されています(2026年3月時点)。

書くべき内容は、大きく分けて4つあります。

①文章のスタイルを決める

「ですます調」で書くのか、「だ・である調」にするのか。専門用語はどこまでかみ砕くのか。読者との距離感はどのくらいか。こうしたことを文字にしておきます。たとえば「友人の経営者に説明するような、やさしくて親しみやすい口調」と書いておくだけで、AIの出力がガラッと変わります。

②使ってほしくない表現をリストにする

AIが書きがちな「いかがでしたか?」「それでは見ていきましょう」「〜かもしれません」といった表現は、読んだ人に「あ、これAIが書いたな」とバレる原因になります。こうしたNG表現を10〜20個リストアップしておくだけで、文章のクオリティがぐんと上がります。

③記事の構成ルールを書く

「最初に読者の悩みに触れる」「結論を先に出す」「具体的な数字や事例を必ず入れる」といったルールです。これを書いておけば、AIが作る記事の構造が毎回ブレなくなります。

④読者像(ターゲット)を定める

「30〜50代の中小企業の社長さん。パソコンにはそこまで詳しくないけど、コストや成果にはシビア」——こんなふうに具体的に書いておくと、AIが言葉の選び方や例え話を自動で合わせてくれます。

ステップ3:ネタ帳から記事をどんどん作る

素材の倉庫とCLAUDE.mdが揃ったら、いよいよコンテンツの量産です。やり方はびっくりするほどシンプルです。

まず、ふだんの仕事や情報収集の中で「これ記事にできそうだな」と思ったテーマを「00_ネタ帳」フォルダにメモしていきます。1行で十分です。「解体工事の見積もりで損しないコツ」「Google広告のクリック単価が上がっている理由」——こうしたメモが20〜30個たまったら、Claude Codeに次のように伝えます。

「00_ネタ帳のテーマから、まだ書いていないものを1つ選んで、01_リサーチの関連ファイルも参考にしながら、03_下書きフォルダに記事を作ってください」

Claude Codeはフォルダの中身を全部読めるので、過去に調べた内容や完成済みの記事と矛盾しないように、新しい記事を書いてくれます。しかも、CLAUDE.mdに書いた文体やルールが自動で適用されます。

さらに一歩進んだ使い方として、Obsidian CLIとの連携があります。Obsidianのバージョン1.12以降で使えるこの機能を活用すると、コマンド1つでデイリーノート(日々のメモ)に作業記録を自動追加したり、関連するメモを前後の文脈つきで検索したりできます。Claude Codeのスキル機能と組み合わせれば、「ネタ探し→調査→下書き→チェック」までを1つの指示で一気に実行することも可能です。

ステップ4:1つの記事から5つのコンテンツに広げる

ここが分身AIの本領発揮です。1つの記事ができたら、そこから複数のコンテンツを派生させましょう。

Claude Codeにこんなふうに伝えます。

「03_下書き/解体見積もり.mdの内容をもとに、X投稿を3パターン、Instagramのキャプション、メルマガの冒頭文、LP用のキャッチコピー2パターン、YouTube台本の冒頭300文字を作って、05_SNS素材フォルダに保存してください」

1つのテーマから5種類以上のコンテンツが生まれます。しかも、CLAUDE.mdで決めた文章のスタイルがすべてに適用されるので、媒体が変わっても「自分らしさ」がブレません。これこそが「分身」の本質です。

できあがったSNS素材はObsidianのフォルダに保存されるため、次のコンテンツ制作の素材としても再利用できます。使えば使うほどフォルダの中身が充実し、AIの出力精度が上がっていく——良い循環が回り始めます。

CLAUDE.mdをうまく書くコツと育て方

分身AIの賢さは、CLAUDE.mdの出来に直結します。ここでは、効果の高い書き方と運用のポイントをお伝えします。

「階層構造」を使い分ける

実は、Claude Codeは複数のCLAUDE.mdを階層的に読み込む仕組みになっています(Anthropic公式ドキュメント、2026年3月時点)。具体的には次の3段階です。

  1. 全体共通の設定(~/.claude/CLAUDE.md)——すべてのプロジェクトに適用される基本ルール。自分の文体や基本方針を書きます
  2. プロジェクトごとの設定(フォルダ直下のCLAUDE.md)——そのフォルダ専用のルール。ターゲットやテーマを書きます
  3. フォルダ単位の設定(サブフォルダ内の.claude/rules/*.md)——特定のフォルダだけに効くルールです

たとえば、全体共通には「ですます調で書く」「NG表現リスト」を置き、プロジェクト設定には「不動産・建設業界の読者向けに、専門用語はかみ砕いて説明する」と書きます。こうしておけば、複数のプロジェクトを運用しても基本のルールがブレません。

使いながら「育てる」のが大事

CLAUDE.mdは「一度書いたら完成」ではありません。実際に使いながら、次のようなタイミングで更新していくことが大切です。

  • AIが変な表現を書いたとき → NG表現リストに追加する
  • 読者からの反応が良かった記事の構成パターンが見つかったとき → 構成ルールに追記する
  • 新しい読者層を狙い始めたとき → ターゲットの定義を書き換える
  • 業界の法改正やトレンドの変化があったとき → リサーチのルールに反映する

この「育てる」というプロセスこそが、分身AIの精度をどんどん高めていくカギになります。

ふつうのAI活用と何が違うの?

「ChatGPTに記事を書かせるのとどう違うの?」——この疑問はとても自然です。ここで、はっきり違いを整理しておきましょう。

「毎回の指示」から「仕組み」へ

従来のAI活用は、いわば「その場かぎりのお願い」でした。良い記事を書いてもらうには、毎回こまかいプロンプト(指示文)を作り込む必要があります。でも、そのプロンプトはAIに保存されません。次に使うときは、またイチからです。

Obsidian × Claude Codeの仕組みでは、知識はフォルダに、ルールはCLAUDE.mdに、過去の成果物もフォルダに残り続けます。一度作ってしまえば、指示は「この記事を書いてください」のひと言で済みます。これは「毎回のプロンプトを工夫する」段階から、「仕組みを作って回す」段階への進化です。

「書き捨て」から「資産」へ

ふつうのAIチャットで作った記事は、コピーしてどこかに貼り付けなければ消えてしまいます。一方、この仕組みでは生成されたものがすべてObsidianのフォルダに自動保存されます。過去の記事が次の記事の素材になり、SNS投稿が別の記事のリード文に転用される。コンテンツが「使い捨て」から「増え続ける資産」に変わるのです。

「個人の作業」から「チームの仕組み」へ

CLAUDE.mdとフォルダの構成をチームで共有すれば、誰が指示を出しても同じ品質の記事ができあがります。外注ライターへの指示書を毎回書く手間もなくなります。言い換えれば、会社オリジナルのコンテンツ制作マニュアルがAIに組み込まれた状態です。

実際に使ってみてわかったメリットと注意点

ここでは、この仕組みを実際に運用して見えてきた、リアルなメリットと気をつけるべきポイントをお伝えします。

メリット1:「考える仕事」と「作る仕事」を完全に分けられる

経営者にとっていちばん大切なのは、戦略を考える時間です。ネタの選定やターゲットの決定、訴求のポイントは人間が考えます。実際の文章を書く作業、各媒体への展開、フォーマットの調整はAIに任せます。この分業がはっきりしたことで、限られた時間を本当に価値のある判断に使えるようになりました。

メリット2:記事の品質がぶれなくなる

CLAUDE.mdでルールを決めているので、月曜日に書いた記事と金曜日に書いた記事で品質に差が出にくくなります。人間は体調やモチベーションに左右されますが、AIはいつでも同じルールで動いてくれます。

メリット3:1つの記事をいろんな媒体に展開するのが一瞬

1つのブログ記事からSNS投稿・メルマガ・LP用のキャッチコピーを作る作業は、手作業だと数時間かかることもあります。この仕組みなら数分で完了します。記事の質(打率)だけでなく、出せる数(打席数)そのものが増えるのです。

注意点1:事実確認は絶対に手を抜かない

AIが出力するのは、あくまで「下書き」です。完成品ではありません。とくにBtoB(企業間取引)や専門的な分野では、数字が1つ間違っているだけで信用を大きく損ないます。法律の引用、統計データ、会社名や人名は、必ず人間の目で確認してください。ここだけは省略してはいけないコストです。

注意点2:AIに頼りすぎて「自分の声」を失わない

効率化が楽しくなると、なんでもAIに任せたくなるものです。でも、読者が本当に求めているのは「あなた自身の経験や判断」です。AIは情報の整理や文章化を助けてくれるツールであり、判断そのものを丸投げしてはいけません。CLAUDE.mdに書くのは「ルール」であって、「考え」ではないのです。

注意点3:フォルダの中身を定期的に見直す

フォルダにコンテンツがたまっていくのは良いことですが、古い情報が残り続けると、AIがそれを参照して間違った記事を作ってしまうリスクがあります。月に1回くらいのペースで、リサーチフォルダの古い情報に「アーカイブ」のタグをつけるなど、情報の鮮度を管理しましょう。

かかるお金と始め方

「仕組み化」と聞くと大がかりに感じるかもしれませんが、実際にかかるコストはとても低いです。

項目 費用 補足
Obsidian(個人で使う場合) 無料 商用利用は年間50ドル(約7,500円)
Claude Code 使った分だけの従量課金 月額定額のMaxプランも選べます
最初のセットアップにかかる時間 約30分〜1時間 フォルダ作成とCLAUDE.mdの記入

最小限の構成で始めるなら、やることは3つだけです。

  1. Obsidianをインストールして、新しい保管庫(Vault)を作る
  2. 上で紹介したフォルダ構成を作り、CLAUDE.mdを書く
  3. Claude Codeをインストールして、Obsidianのフォルダを指定して起動する

これだけで「分身AI」の土台は完成です。あとは使いながらCLAUDE.mdを育てていけば、どんどん賢くなっていきます。

2026年、AIコンテンツ制作の今とこれから

AIコンテンツ生成の市場は、2025年の48億1,000万ドルから2026年には70億9,000万ドルへと、前年比47.3%の勢いで成長しています(The Business Research Company、2026年1月推計)。さらに広い視点で見ると、コンテンツ制作全体における生成AI市場は2030年に772億ドル規模に達するという予測もあります(同調査)。

この急成長の裏側で起きているのが、「AIをうまく使いこなす人」と「AIに振り回される人」の二極化です。誰でもAIで記事を書ける時代になったからこそ、AIの出力をそのまま公開するだけの人は、だんだん埋もれていきます。

生き残るのは、自分の専門知識・判断基準・実体験をAIにきちんとインストールして、質の高いコンテンツを仕組みで量産できる人です。Obsidian × Claude Codeの組み合わせは、まさにその「正しいインストール」を実現する方法です。知識をフォルダに、判断基準をCLAUDE.mdに、実行をAIに。この三位一体が、これからのコンテンツ制作のスタンダードになっていくでしょう。

まとめ:「自分がもう一人いたら」を今日から実現できます

コンテンツ制作の悩みは、いつも同じです。時間が足りない。量を出せない。質を保てない。Obsidian × Claude Codeは、この3つの悩みを「仕組み」で同時に解決してくれます。

自分の知識をObsidianにため、判断基準をCLAUDE.mdに書き、Claude Codeに実行してもらう。これは「AIに文章を書かせる」ではありません。「自分の分身を作る」ということです。

必要なのは、Obsidianのインストールと、CLAUDE.mdを書く30分だけ。今日から始められます。

よくある質問

  • Q. プログラミングの知識がなくても使えますか?
    A. はい、使えます。Obsidianはふつうのメモアプリと同じ感覚で使えますし、Claude Codeも日本語で指示を出すだけです。パソコンで「フォルダを開く」「文字を入力する」ができれば問題ありません。
  • Q. Claude Code以外のAIツール(ChatGPT、Geminiなど)でも同じことはできますか?
    A. 部分的には可能です。ただし、「パソコンのフォルダを丸ごと読み込んで、ルールファイルに従って動く」という機能はClaude Codeならではの強みです。ChatGPTのプロジェクト機能やGeminiの機能も進化していますが、パソコン上のファイルとの直接連携という点ではClaude Codeが一歩リードしています。
  • Q. 毎月どのくらいお金がかかりますか?
    A. Obsidianの個人利用は無料です。Claude Codeは使った分だけ課金される仕組みで、記事1本あたり数十円〜数百円程度が目安です。月額定額のMaxプランを選べば、たくさん使っても安心です。
  • Q. AIが書いた記事をそのまま公開しても問題ないですか?
    A. おすすめしません。AIの出力はあくまで「下書き」として扱い、事実の確認、表現の調整、ご自身の経験を加筆してから公開してください。とくに数字や法律に関する記述は、かならず原典を確認しましょう。
  • Q. Obsidianのデータはスマホやほかのパソコンでも使えますか?
    A. はい。Obsidian公式の「Obsidian Sync」(有料)や、iCloud・Googleドライブ・Dropboxなどを使えば、複数のデバイスで同じデータを共有できます。ただし、Claude Codeとの連携はパソコンのローカルファイルが基本ですので、作業はパソコン上で行うのがベストです。
  • Q. チームで使うとき、セキュリティは大丈夫ですか?
    A. Obsidianのデータはパソコンに保存されるため、共有方法によってセキュリティの強さが変わります。社内ネットワークやGit(バージョン管理ツール)での共有なら安全です。クラウドストレージを使う場合は、アクセス権限の設定に気をつけてください。お客様の情報を含む場合は、「社内用」と「公開用」でフォルダを分けることをおすすめします。
  • Q. すでにNotionやGoogleドキュメントを使っていますが、乗り換えが必要ですか?
    A. いいえ、完全に乗り換える必要はありません。Obsidianは「AIとの連携に特化したメモ帳」として、今のツールと並行して使うのが現実的です。コンテンツ制作に関わる情報だけをObsidianに入れておけば十分です。

初心者のための用語集

  • Vault(ボルト)
    Obsidianでの「保管庫」のことです。パソコン上の1つのフォルダがそのまま1つのVaultになります。中にメモのファイル(.md形式)を入れて使います。ふつうは1つのプロジェクトにつき1つのVaultを作ります。
  • Markdown(マークダウン)
    文章に見出しや太字、箇条書きなどの飾りをつけるための書き方のルールです。「# 見出し」「**太字**」「- リスト」のように記号を使います。特別なソフトがなくても、メモ帳アプリで開けます。
  • CLI(シーエルアイ)
    Command Line Interface(コマンドライン・インターフェース)の略です。マウスで画面をクリックするのではなく、キーボードでコマンド(命令文)を打ち込んで操作する方法のことです。Claude CodeやObsidian CLIはこの方式で動きます。
  • CLAUDE.md(クロード・エムディー)
    Claude Codeへの「指示書」となるファイルです。フォルダの一番上に置いておくと、Claude Codeが自動的に読み込んで、書かれたルールに従って動きます。文章のスタイル、使ってはいけない表現、想定する読者像などを書きます。
  • プロンプト
    AIへの「お願い」や「指示」のことです。「この記事を要約してください」「以下のテーマでブログを書いてください」といった、ふつうの日本語で書く命令文のことを指します。
  • PKM(ピーケーエム)
    Personal Knowledge Management(パーソナル・ナレッジ・マネジメント)の略です。「個人の知識管理」という意味で、自分が持っている知識や情報を整理して、いつでも使えるようにしておく方法のことです。Obsidianは、このPKMの代表的なツールです。
  • ナレッジベース
    知識や情報をまとめて保管しておく場所のことです。この記事では、Obsidianのフォルダがナレッジベースの役割を果たし、AIの「長期記憶」として使われています。

参考サイト

ABOUT ME
アバター画像
松田 悠志
㈱ビーシアップ代表。宅建士・FP2級。人材採用・営業・Webマーケ・資産形成を支援し、採用コンサルやマネープラン相談も対応。株12年・FX7年のスイングトレーダー。ビジネス・投資・開運術を多角的に発信し、豊かな人生を後押しします。